休日の前の夜は楽しい。
深夜番組をパチパチ変えながら見るのも楽しみの一つ。
今日は
 「中川家ん」でおたくのカリスマ岡田としお(←漢字がわからない)のどんどん繰り出す変に説得力のあるトークに引き込まれ、
 和田あきこと久本雅美の番組でかりやざき(←またわからない)先生が野菜を生けているのをなんとなく見て、
 「ぷっすま」で剛のボケとユースケのつっこみと字幕スーパーのおもしろさににやにやし、
 「29歳のクリスマス」の再放送でちょっとやぼったい山口智子松下由樹と柳葉に時代を感じながら、これを当時見ていた頃は全く人ごとの様に大人なドラマだなぁって見ていて、自分もそんな歳になるなんて思いもせずにいたけど、ふと気づけば結構近づいてきたなーって思ったり、
 K−1のダイナマイトの先行予約番組みたいなのがやってて、魔娑斗かっこいいなーって思ったり、キッドはほんと野生児っぽくて見ててワクワクする試合するなー、あ、ボビー。と、数々のスポーツに魅了されながら、格闘技だけは好きになれなかった私ですがちょっとおもしろいかも??と扉を開きつつある。まだまだにわかだけど。
 「Dの嵐」では「壊れ物の会」(←だったっけ?)っていう、何らかの障害や心に傷を持つ人たちのライブみたいなのに桜井君が潜入レポートするっていうのをやってて、病んでるなー、でもわかるなー、でもそれって普通だよなー、つきぬけてるなー、とたくさん思うところはあったけれど、そういう世間では(一般に自分が普通だと思っている人達には)疎まれがちな人々に真剣に話を聞きながら、共感とまではいかないまでも、わかる部分も持ち、わかろうとする桜井君に好感を持った。ライブに出演する一人が(テレビでは顔はぼかし入り)「生きてれば大丈夫!!!」を連呼するとお客さんたちがたくさん泣いていた。あまりにも魂のこもった単純な叫びに私も少し心を打たれた。闇で一人不安がる要因を逆手に一人じゃないことを確認する、そんな会な気がした。
 「正直しんどい」キングコングが出てて、エンディングでは剛が、来週100回目だけど100回やってる割に友達がいっこもできないっていう自虐的なぼやきに「ふっ」と笑った。
 これらのチャンネルをせせこましく行ったりきたりして、ついには田臥のナイキのコマーシャルにも見入って。